トライアスロンの基礎知識 わたしのコト

初心者・女性でも、トライアスロン完走しました!

トライアスロンに興味を持ち始めたとき、どんな人がやってるのかな?自分でも完走できるかな?と不安になりますよね。

トライアスロンにチャレンジしたい!と思っている方の参考になれば…と、今回、私の運動歴やはじめての大会までの練習について、書いてみます。
私は2017年秋に準備を開始して、2018年6月の大会(ショート:スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)に初参加・初完走しました!

目次

初完走の感想

体がしんどくない!ハーフマラソンを走り終わったよりも、楽!

トライアスロンにチャレンジしてみたい人にアドバイスするなら…

実際に大会を終えてみて「やってみたい」という人にアドバイスするなら…

  • ハーフマラソン(21.0975km:約2時間~3時間)を走り切る体力があるか
  • ゆっくりでも大丈夫。いちばん苦手な種目を、練習で半分の距離続けてできるか

これが可能であれば、初心者でも、女性でも、トライアスロンは完走できます!!
ただ、社会人で時間がない中、トライアスロンにチャレンジするのであれば、トライアスロンスクールに入るのがおすすめです。

● 日本トライアスロン連合のトライアスロンスクール情報(全国)

※自分の住む地域にトライアスロンスクールがあるかどうかの判断にはなります。
公式サイトの情報は記載内容はシンプルなので、ホームページを見たり、実際に見学してみて合うかどうか調べたほうがいいと思います。

 

運動未経験!私のスポーツ歴

30歳になるまで、全く運動経験はありませんでした。
小学校は器楽部、中学校・高校は帰宅部、大学も文化系サークルで、体を動かすのは苦手。

学校の授業以外での運動経験は

  • 高校の頃、ダイエットのためにジョギングをしてみた(続かなかった)
  • みんなでワイワイとスキー・スノボに行ったことがある

という程度です。

子どもを産んだ後に、買い物かごを持ってスーパー1周できないくらい体力低下したことに危機感を覚えて、週3回×15分のウォーキングをはじめたのが、私の運動経験の始まりです。

  • 2010年 マラソン大会5kmの部に出場&完走
  • 2013年~2014年 第二子の妊娠・出産のため、運動ゼロ
  • 2015年 ジョギング再開
  • 2016年 はじめてハーフマラソン完走
  • 2017年 はじめてのフルマラソン完走

このフルマラソンで目標タイムを達成してしまった結果、次の目標を「トライアスロン」に決めました。

 

トライアスロン完走までの道

一番の不安は「泳ぐこと(スイム)」

トライアスロンに興味を持ったものの、踏み出せなかった一番の理由が「スイム」です。
ほとんどの人が、ここで躊躇するんじゃないでしょうか。

スイミングスクールにも通ったことがないので、小学校の授業で、見様見真似のクロールをしたことがある程度です。
25mは足をつかずに泳ぎきれるけれど、1500mって何?何往復すればいいかも検討がつかない…という状況。

ただちょうど走りすぎて膝を痛めたタイミングだったので、体力落としたくないし、ついでに泳ぎの練習もしてみよう…という感じで近くの市民プールで泳ぎ始めました。
25mごとに足をついて休憩しつつ、30分くらい泳いで終了!という感じからのスタートです。

頑張って泳いでも、足をつかずに泳げるのは75mくらいでした(笑)
でもフルマラソンも、最初は15分のウォーキングからだったから、なんとかなるさと楽観的に考えていました。

 

自転車(バイク)は道具がいっぱいすぎて、わからない…

学生時代は「自転車」には乗っていたけれど、ぶっちゃけ社会人になって10年近く自転車にまたがったことがない…。
でもまぁ、おんなじ自転車だし、体がきっと覚えているから大丈夫だろう。前には進むさ、と不安はなく。

ただ調べ始めたら「ロードバイク」「タイムトライアルバイク」があって、それぞれブレーキやサドルやホイールやらいろいろ組み合わせがあるらしい…とわかったあたりで、頭がボンっと爆発。自分で調べることを諦めました。
そして、トライアスロンをやっている知り合いに相談した結果、自分の地元のロードバイク屋さんに、すべてお任せで組んでもらうことにしました。

条件は2つだけ

  • トライアスロンをやめても、ローディーさんと一緒にツーリングに行ける自転車がいい
  • 予算は一式そろえて30万円まで。

予算はかなり勇気を出して頑張ってみました。
最初に相談した知り合いが、
「あんまり安いの買うと、すぐ買い替えたくなるから、ちょっと背伸びしたほうがいいよ」
とアドバイスをくれたからです。

今はトライアスロン3シーズン目ですが、十分満足して乗れているので、よい選択だったかな…と思います。

 

トライアスロンスクールの扉を叩く

スイムは100m以上、泳げるようになる気がしないのと、
バイクはスピードが出るくせによくわからず怖いのとで、
地元にあるトライアスロンスクールを調べて、恐る恐る電話をしてみました。

自分で調べたり、試行錯誤したりするのも楽しいけれど、わからないことが多すぎるから、ちゃんとプロに教えてもらおう!と思ったからです。
スイムもバイクも、全くの初心者だからこそ、自己流の癖がついてしまう前に基礎を叩き込んでもらったほうが、その後伸びるかな…とも思いました。

ちなみに私が通っているトライアスロンスクールに決めた理由は、「土曜の朝6時からスイムの練習ができるから」でした。
家族が起きてくる前の朝時間なら、自分時間を取ることができたのです。

 

子育てしながらの練習

私にはまだ保育園の息子がいます。なかなか自分のための時間を捻出することができません。
早朝レッスンに出かけようとしたときに息子が起きてきてしまって、レッスンに行けないこともありました。

それでも、レース本番まで約6ヶ月の間は、早朝RUNを週2~3回(1回50分くらい)と、週に1回半日ほどトライアスロンスクールでレッスン(実際には隔週くらいでしたが…)を続けました。

スイムはドリル練習が中心で、長く泳ぐ必要がなかったので、他のスクールメンバーと一緒に。
バイクは全くの初心者だったので、ローラー台を使って基本フォームを教えてもらって、先生と一緒にマンツーマンで何度か一緒に走ってもらってから、50km(2時間くらい)をみんなで一緒に走る練習をしました。
スイムもバイクも、このトライアスロンスクールでの練習だけで、自主練はほとんどしていませんでした。

本番1ヶ月前には、スクールで海練習(これも朝6時から!)がはじまったので、それにはできるだけ参加するようにしました。
海で泳いだことなんて、人生で1回もありませんでしたから…。

 

初参加・初完走のレース!

前日・当日はいろいろと不安なことだらけでしたが、トライアスロンスクールの先生やメンバーに教えてもらって、なんとか不備なくスタート。

スイムは750m×2周で、一度陸にあがって一息つけたので助かりましたし、
バイクはスクールで集団走行練習をしていたからか、抜く・抜かれるのもスムーズで不安はありませんでした。
冬のマラソンと違って、灼熱の中でのランは、距離以上につらかったですが、当日の興奮状態のせいか、なんだかあっという間に、そして思った以上に余裕をもってフィニッシュすることができました。

体がしんどくない!ハーフマラソンを走り終わったよりも、楽!

フルマラソンを走りきったことがある方、ハーフマラソンを走りきれる方なら、トライアスロンは完走できます。
ぜひチャレンジしてみてください!!

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