トライアスロンの基礎知識

初心者こそ、トライアスロンスクールに入るべき3つの理由

トライアスロンを始めようと思っている方に向けて、初心者こそ、まずトライアスロンスクールに入るべき理由を3つ紹介します。

私はトライアスロン歴3年です(2021年現在)が、最初からトライアスロンスクールを探して、入会しました。そして、スクールに入会したことは、とても良かったと思っています。今回は、私の経験も踏まえて、どんなメリットがあるか解説してみます。

トライアスロンを始めようと思っている方、トライアスロンスクールに入るのをためらっている方の参考になれば幸いです。

目次

理由1:初心者のうちに、正しいフォームを身につけておくべき

トライアスロンに限らず、スポーツには「基本的な型」「正しいフォーム」というものがあります。

自己流ではなかなか上達せず苦労することが多いでしょう。
あとで修正しようと思っても、一度身につけたものを変えるのはとても大変です。

泳ぐ、漕ぐ、走る…という基本的な動作の組み合わせで、教わらなくてもなんとなくできてしまうからこそ、初心者のうちに「正しいフォーム」を身につけておくと、後が楽だと思います。

私が運動をはじめたきっかけは、ジョギングからでしたが、陸上経験が皆無でしたのでわからないことだらけ。もっと早く走りたい…と思っても、練習方法もわかりません。正しいフォームもわからないので、しょっちゅう膝が痛くなって、練習を中断せざるをえませんでした。

そんな経験から、次にスポーツを始めるときは、必ずコーチに基礎から教わろうと思っていました。

長く追い込む練習より、ドリル練習中心

これはスクールによるかもしれませんが、私が入ったスクールは「長い時間やり続ける」「ガチガチに追い込む」というよりも、基本をしっかり身体に覚えさせるための「ドリル練習」が中心でした。

初心者なので、いきなり「100m×10本泳いで-!」「バイク、タイムトライアルだよー」とか言われたらついていけない…どうしよう…と思ってましたが、全然そんなことはなく。

例えばスイムだと、一緒に25mを何回も立ちながら、身体の浮かせ方や手の動かし方のコツなど、身体に型を覚え込ませる練習が中心でした。上級者!?と思う方から、私のような初心者まで一緒です。

基礎や正しいフォームを身につけることが、その後のタイムにつながるんだな…と実感しました。

理由2:プロや上級者から、道具などについて教えてもらえる

トライアスロンを始めたい!と思っても、足が踏み出せない理由の1つに、道具の種類が多い…ということがあります。

マラソンでしたら、ランニングシューズとウェア(Tシャツ・ランパン・タイツ・帽子など)、サングラス、時計くらいでしょうか。

これがトライアスロンになると、プールで泳ぎを練習するのに必要な道具、海で泳ぎを練習するのに必要な道具、ロードバイク一式が加わります。

高い買い物。スクールを通して「調べる時間を買う」

特にロードバイクは、数十万円の買い物になるので、スーパーで野菜を買うようにはいきません。
パーツもいろいろ、値段もいろいろ…調べているだけで、あっという間に時間が過ぎていきます。
また、ロードバイクが好きな方が近くにいて教えてもらおうにも、「ロードバイクとトライアスロンのバイク違うんだよねー」と言われて、もう何が何だか分からない…。

それを楽しめる方はいいかもしれませんが、私は小難しくてややこしいロードバイクのメカニカルな部分には興味がないっ!(ロードバイクが好きな方、スミマセン!!)

なので、手っ取り早く道具を揃えて、ちゃちゃっと練習をするために、スクールに入って自分のレベルに合わせた道具を紹介してもらって、揃えていきいました。社会人や私のようなワーママは時間が限られているので「情報を買う」と割り切るのも一つだと思います。

(ウチのスクールは紹介してもらったものは、むしろ市価より安く購入させてもらえるので、更にお得♪)

理由3:トライアスロン仲間が増える

トライアスロンの醍醐味は、トライアスロンを通じて友達や知り合いが増えるという点です。
トライアスロンに限らず、スポーツや趣味全般においてそうかもしれませんね。

大人になればなるほど新しいコミュニティに入っていくのは難しくなっていきますが、スクールに入ることで、新しいコミュニティが広がり、仲間が増えていくのは楽しいです。
特にトライアスロンのようなマニアックなスポーツをやりたい…という人は、自分も含めて、良くも悪くも変わった人が多いので(笑)、気が合いやすいかもしれません。

スクールによっては練習だけでなく、コーチが主催するイベントにボランティアスタッフとして参加することなどもできるので、いろいろな世界が広がって楽しいです。

意外だったのは、一つのスクールではなく、複数のスクールに所属する方もいらっしゃること。
大会のときには、あっちのブース、こっちのブースに顔を出し、楽しそうでいいな-と思いました。

理由4:ジムが空いていない時間でも練習ができる!

私の気持ちを最後にひと押ししてくれたのが、ジムが空いていない時間でも練習ができることでした。

トライアスロンスクールが自前でプール施設を持っていることはほぼないので、スイミングスクールやジムを貸してもらって練習します。そうすると、主に早朝や夜にレッスンが行われることになります。

私は仕事もしていますし、未就学児がいる母親でもあるので、なかなか時間を作るのが難しい…。

でも私が入ったスクールは、土曜日の朝6時からスイム練習!
8時には終わるので、9時前には家に到着=家族が寝ぼけてぼーっとしている間に、ひと練習できる!!という点が、すごくポイントが高かったです。

日本全国のトライアスロンスクール情報

大会に出るときに「JTU会員」に登録しますが、それを発行している日本トライアスロン連合のサイトです。日本全国のトライアスロンクラブ・スクールの情報がまとめられています。

https://archive.jtu.or.jp/school/index.html

自分が住む地域にスクールがあるか、調べてみてくださいね♪

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